ひめのきまぐれ日記

やはり、という感想しかなかった「オリンピックのエンブレム使用取り下げ」問題。あれだけ物議を醸して、そのまま使う訳にはいきませんよね。もしもあのままだったらきっと、見るたびに苦々しい思いがした事でしょう。それにしても佐野氏の取り下げの説明には納得いきません。


家族やスタッフに嫌がらせをうけ、これ以上耐えられないとのこと。確かにご家族には何の落ち度もなく、攻撃するのは下劣です。でも、それが理由？また、責任は誰にあるんですか？取り下げに「何が残念なんだ」「エライ目にあったよ」と他人ごとの森組織委員会会長、「誰に責任があるかという議論はすべきではない」と会見した大会組織委員会の武藤氏。


「組織委員会、審査委員会、デザイナーの三者三様、それぞれの立場で責任があるんだろう」と述べた遠藤五輪担当大臣。じゃあ、誰が責任取るの？エラい肩書の方々には責任感はみじんもないんでしょうか？普通の会社なら、クビ飛んでいますよ！そしてなにごともなかったかのようにエンブレムの選定に入って、はい、これに決まり、めでたしめでたし！てなことにしようとしているんでしょうね。昔はそれでも通っていたかもしれませんがこのネット時代、国民みんなが見ています。


新国立競技場にしても、エンブレムにしても、きちんと説明のできるようなものでないと信用を失いますよ。今でもかなり無くしているけど…。これからもみんなが注視していかなくてはいけないと思います。五輪に限らず、いろいろなところにも。